刀の鑑定で重要な4つのポイント

刀に興味を持っている人や自宅に刀があるといった人は、刀の鑑定についても興味があることと思います。
鑑定はどうした形で行われるのか、またどのくらいの価格がつくのかとても気になるポイントです。

①刀が作られた時代

刀と時代背景はとても大事なことです。
日本では古くから家宝として祭られている家庭も少なくなく、特に武士出身の家庭ではそうした家は珍しくありませんでした。
鑑定についてもまず最初に考慮すべき点となっており、いつの時代に作られたか?といったことは重要なポイントとなります。
いつの時代に作られたか?ということが重要だという理由としては古刀なのか、新刀なのか、新々刀なのかを判断する基準材料となります。
この点を間違うと時代が違ってしまいます。
時代については鑑定書などがあればわかりやすいですが、そうではない場合専門的な知識が不可欠となっています。
ひとまず作られた時代については大事な要素であることを把握しておくといいでしょう。

②刀の生産地

刀についてはいつの時代に作られたか?といった点が重要だということはすでにご存知かと思います。
時代によって価値も異なるので、この点に関しても大事なポイントです。

また生産地についても鑑定の対象となります。
どこで作られたのかといったことも大事な内容です。
どこで作られたか?といったことは、基本的に新刀については肥前か大阪か江戸といった地を考えるのが通例です。
新刀については、綺麗な肌で中直刃といった特徴があるものがあります。
この場合は大阪も考えられるといわれています。

また肥前刀の場合も大阪だと考えるのが通例です。
また大似て刃に尖りや地肌に柾が目立つものについては、越前の可能性についても考えられます。
このように同じ系統のものでも若干の違いによって地域も異なってくる可能性があります。

また古くから栄えている江戸ですが、江戸では新々刀がよく作られていたのが特徴です。
新々刀については江戸と考える人も少なくありません。

③刀を作った人

刀を作った人についても鑑定の対象となります。
日本には古くから技術人が存在します。
刀に関しても専門の技術人が長年技を受け継いで流派や弟子といった形式があります。

刀を作った人は「刀工名」とも呼ばれており刀の完成度からどこの流派か、また弟子各かといったことを考えるわけです。
刀工に関してはそれぞれ特徴があります。
特徴がわかれば、どういった人物が作ったのか確信することが可能というわけです。

今のように機械で大量生産といったわけではないので、刀を作った人も作り手の特徴があり、誰が作ったのかわかるといった利点があります。

こうした点を踏まえて入札の際には、個名が分かると「当」に該当し、同じ流派だと「同然」といった区分けがされます。

④刀の保管状態

鑑定の際もそうですが、刀の保管状態は重要がポイントとなります。
保管状態がよければ鑑定についてもやりやすく、状況が把握しやすいといったことが挙げらます。
また刃がボロボロだったり、粗雑な状態になっていると微妙な部分で鑑定がしずらいといった声も少なくありません。
流派などもありますが、その中でもどういった人が作ったのか、またどういった形だったのか、など鑑定にはいくつものポイントがあります。

保管方法ですが、素人には扱いが難しいといった声が後を断ちません。
そのため長期間なにもせずにそのままにしている人も少なくありません。
確かに刃物なので、むやみやたらに触るのは危ないのも理解できますし、もっともな話です。
しかしながらこうした状況はせっかくの良い品であっても、傷みを進行してしまう原因となり、対処方法についても検討したいところです。